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Category: 日々の出来事   Tags: 映画  君の名は。  

5周遅れの「君の名は。」考

新年の挨拶もできないまま1月中旬になってしまいました。
久しぶりの更新です。

正月休みからこっちに戻ってきて以降、フォトブックを作るべく作業中です。
3年以上関西に住んでいるのだからその「証」を形にしたいなと思い立った次第です。
(北海道の)実家の家族が私の写真を結構楽しんでくれてるので、出来上がったら一冊贈呈しようと思ってます。


さて、エントリのタイトルの件です。

昨年後半以降、フォトブログの更新が滞りがちだった理由はいくつかあるのですが、その一つが、久しぶりに映画を見る時間を増やしたことだったりします。
娘に請われて連れて行ったのも含めると、数年ぶりにまとまった数を観てるかも。

昨年観た中で印象に残っているのは「シン・ゴジラ」と「君の名は。」ですかね。
特に「君の名は。」は久しぶりに繰り返し観た映画になりました。
映画館で観ただけでも3回。(←ツッコミ無用)

8月の公開から5ヶ月も経ってレビューを書くのも何ともマヌケなので、繰り返し観た中で気づいたこと、未だに不明なことを感想も交えながら列挙していこうと思います。
当然ネタバレ全開ですがこんな時期にそんな気遣いはもう良いよね?

映画の感想は映像と音声、あとは劇場で購入できるパンフレットから得られる程度の情報を基にするのが基本だと思っているので、一部例外はあるけれどそれらをベースにした推察です。

って、ことで以下5ヶ月遅れで5周遅れの考察です。



1.入れ替わり時の記憶が失われる理由
 ①「夢」の性質を持った体験だから
  →三葉(瀧入り)への「夢を見とるな?」という一葉(祖母)のセリフから伺える
  →夢は脳内だけで処理されるので記憶に残り難い
  →頭で反芻するだけでは英単語の暗記が難しいのと同じ
 ②記憶を書き込んだのは相手の脳
  入れ替わり時に使っているのは「相手の脳」
  →記憶が置き去りになるのが道理。
  →自身の脳に書き込めるのは戻る直前の感情+α程度と想像される。
  →次の入れ替わり時に前回と記憶が繋がるのも「相手の脳」を使うから?
  →それなら入れ替わり時には本来の記憶も無いのでは?と思うのはヤボ(笑)
 ③途中から別の流れの時間になったから
  東京の3人組が2016年に糸守へ向かった時は500人超が死亡した時間軸だが、
  彼らが東京に帰還したときには辛うじて惨事は回避された時間軸に変わっている。
  →「発生しなかった惨事」は記憶にも記録も残らないし消えてしまう。
  →御神体の山へ登ったことで、それまで多少なりとも瀧が残していた入れ替わり記憶が一気に失われた一番の理由は多分これ。
 
 上記の1.~3.で8割方説明可能だと思うけれど、自身の体(脳)で犠牲者名簿から
 確認した三葉たちの名前の記憶が「時間軸が変わる前」に消えてしまうことや、
 スマホ日記のエントリが勝手に削除されることなど、説明の付かない事象もある。
 →まぁ映画だし(笑)

2.二人が時間のズレに気づかない理由
 ①入れ替わり先で曜日を間違える描写はある。
 →(瀧入り)三葉が御神体へ奉納へ行く朝に制服を着るくだりが正にそれ。
 →なので入れ替わり先で二人が曜日のズレを認識した可能性は十分にある。
 →しかし具体的な描写は無い。
 →というか観客が時間のズレに気づいてしまうので描けない。
 ②それでも少々無理に理屈付してみる
 →「夢」の中では時間や場所程度の矛盾があっても気にならないし気づかない。
   曜日どころか年単位でがズレていても「あ、そうだったかな」程度になる。(ソースはσ(゚∀゚ )オイラ)
 →加えて入れ替わり時の記憶は元の体に戻ると急激に失われるので憶えてない
 →それでも曜日のズレに関する申し送りをスマホ日記へ書くくらいはしそう
 →やはり観客への配慮と見るのが妥当か

3."東京デート"の朝、二人が涙を流した理由
 ①この朝に瀧自身が涙を流す理由は全くない。
  →それでも寝起きに涙が落ちたのは前夜に中身(三葉)が泣き寝入りしたから
 ②三葉が寝起きではなく身支度中に涙を流したのは泣き寝入りの続き
  →自分でデートのお膳立てをしておきながら「瀧くんとセンパイの二人がくっつ
  くのはやっぱりヤダー!」となった模様。なんて勝手な(笑)
  →だからこそ東京に向かった。
 ってことでプロローグやエピローグの寝起きの涙とこの涙とは直接の関係ない

4.直接連絡を取り合おうとしなかった理由
 ①"東京デート"の日まで二人が直接連絡をとろうとした描写は映画には無い。
 ②しかし各々自分のスマホに相手の連絡先が入っていることは映像で確認できる。
 →それは誰が入力した?
 →入れ替わり時の記憶は急激に失われるので自分のスマホへ書き込むことは困難
 →入れ替わり時に互いに相手のスマホに連絡先を残したと考えるのが妥当
 →それなら現代の若者が連絡を試みない訳がない。
 →故に単に描写を省略しているだけではないか?と予想
 (原作の小説ではそれ以前にも連絡を試みていた趣旨のことが書かれていた)
 →説明描写は最小限にするのが新海流の模様だがこれは省略し過ぎかと思うぞ。

5.瀧の飛騨探索にセンパイとツカサが同行した理由
 ①ぶっちゃけ瀧一人でもストーリーは展開可能
 →でも一人旅では退屈なシーンの連続なので「賑やかし」が必要と判断?
 ②センパイが宿で瀧のブレスレットが組紐かと尋ねる描写
  →これが切っ掛けで失われていた御神体の山の記憶が蘇る
  →瀧一人でも何かの切っ掛けで思い出す描写は十分可能
  →だけどそれだとやはり地味すぎる
 ③エピローグのセンパイとツカサの指輪にもつながる
  →センパイは旅先でのやり取りで瀧の思いの深さを思い知らされる(失恋)
  →センパイとツカサは瀧に放置されて二人だけで東京へ帰った。
  →センパイとツカサはエピローグで同じデザインの指輪をしている
  →センパイの婚約者はツカサ
 (パンフレットのvol2で監督も認めてる)

6.図書館の犠牲者名簿の件
 瀧たちが図書館で閲覧した犠牲者名簿に父親の"宮水俊樹"の名前はない
 →これは時間軸が変わる前の出来事
 →父親は現職の町長
 →映画のパンフレットvol1の資料に拠ると役場の位置は壊滅した地域の外。
 →役場の建物は鉄筋コンクリート製なこともあり助かっていたと思われる。
 →名簿にテッシーとさやちんの家族の名前が無い理由は不明。
 →時間軸が変わった後はこの名簿は消失し、他の記録も新しい記録で上書きされたと推測
 →でもスマホ日記が消えるのはやっぱり時間軸が変わる前なのだよなぁ。。。。

7.最後の入れ替りの謎
 ①宮水の巫女の入れ替わりは隕石落下に備えるためと劇中で瀧が考察している
 →前前前世(笑)?からの"ミッション"を持っていたのは三葉の方
 →なので入れ替りのトリガーも基本は三葉
 ②しかし入れ替り先の三葉は自身の大食い&無駄遣いが原因でバイトに追われる日々
 →そのため大都会を堪能する余裕が無く劇中で文句を言っているが自業自得。
 (原作の小説にも描写あり)
 →結果3年間のズレに気づかないまま死亡して"ミッション"失敗
 →うん、やっぱり"自業自得"
 ③最後の入れ替りは口噛み酒効果で唯一瀧がトリガーになった「泣きの一回」。
 →結果として瀧は自分(三葉)の失敗のリカバリーをしてくれた大恩人。
 →その彼を「バカっ!ヘンタイっ!」と罵るのは如何なものかと。
 →確かにアレを躊躇いなく飲める瀧はヘンタイだと思ったけどさ。
 →でも噛んで含んでベーってやってるところを瀧は見てないもんな。
 →ならギリギリセーフか(笑)?
 ④しかし瀧に入ったのは隕石で死んだ(ある意味眠った)瞬間の三葉。
 →なら瀧の人格は入れ替り先で三葉の体と一緒に消滅するのでは?
 →しかし入れ替わったのは死亡予定の日の朝の三葉。何故???
 ⑤三葉の体が消滅していたので入れなかった~という理屈付は一応可能
 →それならその朝の三葉の中身は何処へ行ったぁ?
 →夜の三葉の代わりにあの世へ行ったのさ?
 →瀧は三葉を"一人"救って"一人"殺したことに(笑)

8.町長の父親(俊樹)が説得された理由
 よく観るとその理由は映画本編に描かれている。
 ①俊樹(父親)は婿養子だが宮水神社の元神職であることの描写
  →神社の伝承や伝統に詳しくて当然
 ②俊樹の妻の二葉(故人)も義母(一葉)も入れ替りを経験をしている
  →特に生前の妻の入れ替りを側で見ていたはず
  →三葉(瀧入り)を目の当たりにしてそれを思い出したっぽい。
  →だから三葉の入れ替りを見抜いた。
  →だから三葉(瀧入り)に対して「お前どうした?」ではなく」「お前は誰だ?」のセリフ
 ③祭りの夜に祖母と四葉が町長室にいた理由
  →当日朝、祖母(一葉)は三葉(瀧入り)の入れ替りを見抜いた
  →三葉(瀧入り)が祖母(一葉)の説得を試みた描写も有る
  →説得の過程で祖母(一葉)は諸々の説明も受けているはず
  →普段以上に尋常でない姉を目撃した四葉からも報告を受けているはず
  →絶縁状態の町長(婿)室へ行ったのは、説得のアシスト&四葉の避難のため
 ④そもそもこの段階で観客に説得成功を確信させてしまうと、本来味わえる
  はずのスリル感が大きく削がれてしまう。
 ⑤説明描写だけでなくセリフでの状況説明も極力廃するのが新海流らしい。
 →特にセリフ説明が多いと無粋な映画になり勝ち。というかなる。
 →確認のため二度見三度見するリピーターσ(゚∀゚ )が増加→興行成績上昇→ウマー
 →やはり細かい描写は省略が正解。

9.その他気づいたこと気になったこと
 ①三葉は瀧のスマホに「ちょっとイケメン」との評を残している。
 →「来世は東京のイケメン男子にしてくださーいっ!」 ~その願いは叶えられたな。おめでとうっ!
 ②瀧は三葉のノートに「胸はある」と残すものの彼女のルックスには触れていない。
 →瀧の属性はそっち系かよっ!
 →でも「朝の恒例行事」を思うと妙に納得。
 ③「それなのに、あの男/女はーっ!」の前に出て来る禁止事項や申し送り事項の内容が面白い
 ④邂逅シーンの不自然さ
 →掌に何か書かれたら普通はその場で確認するだろうに不自然だよ。
 →後で心が折れそうになる三葉の背中を押すドラマチックな場面に繋がるのだけれど不自然なのは不自然。
 ⑤エピローグの登場人物は全てレスキュー成功の時間軸の上
 →テッシーやさやちんは自分たちの変電所爆破や公共放送乗っ取り等のテロ活動を覚えているのか?
 ⑥三葉の同級生たちのその後の生活も描かれている。
 →無精髭のテッシーはガテン系の仕事か?
 →意地悪三人組もコンビニバイト等で頑張ってた。偉いぞ。
 →四葉もあの当時の三葉と同じくらいの年齢になってた。
 →祖母と父親はどうなったん?
 ⑦cvがみんな上手い
 →上白石萌音も谷花音も長澤まさみも市原悦子も揃って上手いが、特に神木隆之介の演じる(三葉入り)瀧が上手い。もうハンパなく上手い。神木くんの次期出演作品にはオカマ役を強く推奨したい!
 ⑧この「君の名は。」が気に入ったので、これ以上に評判の良い「この世界の片隅に」も観に行きたいのだけど、通っているシネコンでの上映が無い。。。。って関係ないか。
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